グランビルの法則とは
200MAの移動平均線とローソク足を見て株式相場の売買エントリーポイントを探る手法。
４通りの買い、４通りの売りからなる８つの売買法則です。
1960年代、ジョセフ・E・グランビルが考案。
古い手法ですが、現在でも世界中のトレーダーに知られている取引手法だと思います。
では見ていきましょう。
8つの売買法則
まず４つの買ポイントから
① 移動平均線が、下落から横ばいに転じたあと、株価がその移動平均線を上抜いたら買い。
② 上昇中の移動平均線を、株価が下回った後、再び移動平均線を突き抜けて反発したら買い。
③ 上昇中の移動平均線を、株価が下落したものの、移動平均線に触れずに上昇したら買い。
④ 下降している移動平均線を、株価が大幅に下回り、乖離が大きくなったら買い。
〈注意〉
目測で移動平均線から乖離してるから、逆張りするのは危険です。トレンドが終わったのか継続中なのか判断できないからです。
次は４つの売りポイント。 買いポイントの逆になります。
① 移動平均線が、上昇から横ばいに転じた後、株価が移動平均線を下に突き抜けたら売り。
② 下降中の移動平均線を、株価が上回ったものの、再び移動平均線を突き抜けて下落したら売り。
③ 下降中の移動平均線を、株価が上昇したものの、移動平均線に触れずに下落したら売り。
④ 上昇している移動平均線を、株価が大幅に上回り、乖離が大きくなったら売り。
〈注意〉
目測で移動平均線から乖離してるから、逆張りするのは危険です。トレンドが終わったのか継続中なのか判断できないからです。
まとめ
４つの買いエントリーポイント、４つの売りエントリーポイント、を紹介しました。
以下それぞれの注意点を述べます。
- 買い・売りポイント①はトレンド転換点でのエントリ－になります。移動平均線を抜けたと思ってもトレンド継続中で戻って行く場合があるので注意しましょう。
- 買い・売りポイント②➂の、押し目買い、戻り売りを狙うのが良いでしょう。でも突き抜けた場合トレンド転換と見て損切しましょう。（予めエントリーした時ストップを入れた方が良いでしょう）
- 買い・売りポイント➃は注意しましょう。移動平均線から乖離してるから、逆張りするのは危険です。トレンドが終わったのか継続中なのか判断できないからです。
